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山口県山口市の建築会社、鴻城土建工業株式会社の公式ブログです。
公共事業から注文住宅まで幅広い事業を営む創業約130年の老舗会社が、現場から最新情報をお届けいたします。学校ってどう作っているんだろう?家の壁の中はどうなっているの?興味のある方はぜひご覧ください。
懐かしい山口県の写真がたくさん載っている公式HPもよろしくお願いします!

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松田屋ホテル改修工事 3

いよいよ浴槽の搬入のときがやってまいりました。



使うのは…もちろんこれです。

巨大クレーン!これで一気に庭へと運びいれます。



よいしょっ!

おおー…浴槽が湯田の空に浮いている…。



ちなみに、受け入れ側はこうなっています。

こんな狭いところに下ろすなんて、すごい技術ですね。
あとは手前にある小さなクレーンで、微調整を行います。
もちろん石なので相当な重さがあり、人力ではとても持ち上がらないんです。



浴槽を設置したら、ここからは一気にすすみます。



 

まずはお風呂を囲み、
それぞれの浴室をつくります。
お庭の一角なので、外から見えないように。






 
でも、せっかくの露天風呂なので、
お風呂からは外の空気を感じたい。
さらに庭の景観も重視して、
趣ある板張りの壁です。





こうしてできたのが、こちら。

これから、扉をつけたり、上や庭側から見えないような工夫をしたり、
浴室内部の内装をしたりと、
このホテルにふさわしいお風呂になるよう、仕上げていきます。



出来上がりが見たい!…とお思いかもしれませんが、
それはやっぱり…宿泊した方のお楽しみ☆です。
松田屋さんのHPに、完成したお部屋の写真が少し載っていますが、
あのお庭の重厚な空気と温泉の心地よさは、実際に経験する価値がありますよ。

松田屋ホテル様の公式HPはこちら↓
http://www.matsudayahotel.co.jp/
来年の大河ドラマ「花燃ゆ」は、吉田松陰先生の妹が主人公の話。
ドラマに先駆けて、幕末の気分に浸るのもお勧めです。
温泉と歴史の山口市に、是非一度お越しくださいませ♪








 

松田屋ホテル改修工事 2

引き続き、松田屋ホテル様の工事の様子です。
前回は、歴史あるお庭に客室付露天風呂をつくるというお話をしました。
石造りの浴槽を設置するので、まずは基礎のコンクリートを打設します。

いつもの基礎づくりと同じように、鉄筋を組んで、型枠を組みます。


 右下にある緑の部分は、
 排水口です。
 お風呂ならではですね。

さてそれでは生コンを入れましょうか。
…あれ?生コン?ということは、もちろん生コン車が必要ですよね。
生コン車…あの立派な木々立ち並ぶお庭の、どこから入るんだろう??



こうなったら、答えはひとつ。
そう、人力で生コンを運ぶこと。
その作業の様子が、こちらです。

立派な鯉も泳ぐ見事な日本庭園を、汚さないようにしっかり養生して、
ネコ車(手押し一輪車)で生コンをえっちらおっちら運ぶ。
なんとも不思議な光景です。





ホテルの入口には、生コン車が待機。
県道204号の歩道に、
汚さないように張ったシートの上を歩いて、
庭の勝手口から運び入れます。
なかなかに大変な作業です。






大変といえば、こちらも。

池の上に、作業用足場をかけてみたりして。
もちろん、安全のためと建物保護のためもあるのですが、
間違って池に落ちたりすると鯉さんたちにもいい迷惑ですよね(^ ^;;


そんなこんなで、できた基礎がこちら。




排水口の高さまでキレイに均されてます。
ここに至るまで何回往復したことか。
本当にお疲れ様でした。






遠くから見るとこんな風になっています。

シートが二か所…ということは、浴槽も二か所設置されるんですね。
二つの客室のお風呂を同時に造っているんです。
それにしても、こんな見事な庭園の雰囲気をたのしめるお風呂って、
きっとものすごく癒されるんでしょうねぇ…♪

さて、いよいよ浴槽を設置することになるわけですが。
石造りの浴槽をどうやって運ぶのか?
まさかネコ車には…もちろん乗りませんよね。
搬入の様子はまた次回に。








 

松田屋ホテル改修工事 1

お久しぶりの更新です。なかなか更新できなくて申し訳ありません。
以前より、中学校校舎、体育館と、大きな建物の改築を連載してきましたが、
ここでちょっと違う雰囲気の工事の様子をお伝えしたいと思います。

さてさて今までの連載の中で、出てきてないものは何だろう…?
学校の施設が二件続いたので、普通は学校にないものがいいですよね。
学校にないものってなんでしょうか?
考えた結果出てきたのは…お風呂。そう、お風呂です。

ということで、山口市が誇る温泉街、湯田温泉の中にある老舗中の老舗、
松田屋ホテル様の客室付浴室の増設工事の様子をお届けいたします。
工事自体は昨年の5月に終了しておりますので、過去のことになりますが、
これから夏休みの計画をたてる方も、是非旅行先の検討にもお役立てください。

さてさて、工事の前に、まずは「湯田温泉」と「松田屋ホテル」についてご説明いたします。

湯田温泉は山口市随一の温泉街で、三角形をした山口県のちょうど真ん中に位置しています。
温泉街…というと『閑静な』とか『ひなびた』という言葉を思い浮かべるかもしれませんが、
湯田温泉はまさに街のど真ん中。
山口市の幹線道路のひとつ、県道204号線沿いに発展している温泉街です。
今回の松田屋ホテル様も、この204号線に面した建物となります。

…その前提条件を踏まえたうえで、こちらが松田屋ホテル様の外観写真です。

ここです。…森?に見えますが、これ、松田屋ホテル様のお庭なんです。
ずっと昔からここで営業されているホテルなので、お庭の木も背が高く立派。
幹線道路沿いにあるとは思えないたたずまい。
初めて通りかかる時には、神社でもあるのかと誤解してしまうほどです。



こちらが入口ですね。あの由緒のある門をくぐるとフロントがあります。
宿泊客の方々は、いったん建物に入ってから先ほどのお庭に入ることになります。


そもそも、松田屋ホテル様は、湯田温泉の中でも、とくに歴史があるホテルです。
創業は1675年、延宝3年。
…当社も明治16年創業ですが、もっともっと昔から山口市で営業しておられました。
さらにその歴史を物語っているのが、明治維新の志士たちとの関わり。
松田屋ホテル様の記録には、以下の方々のお名前があるそうです。

高杉晋作・木戸孝允(桂小五郎)・西郷隆盛・大久保利通・伊藤博文・大村益次郎・
山県有朋・井上馨・坂本竜馬・公卿三条実美

幕末から明治維新にかけて活躍したこれらの方々が過ごしたホテルです。
当時から使用されていた浴槽も、宿泊客が入浴することができるので、
あこがれの幕末志士と同じ浴槽で温泉を楽しみたいと、
全国の歴史ファンの訪れも後を絶たないとか。
そしてこのお庭にもやはり、歴史的にも貴重な文化財があります。
お庭、建物含め、松田屋ホテル様自体が歴史的にも貴重なものなんですね。


長々と話をしてきましたが、今回の工事の目玉は、
このお庭に客室付きの石造りの露天風呂を設置すること!なんです。
前述のような立派な歴史のあるお庭に、新しくモノを造る。
さて、どんな工事になるのか…?詳しくは次回に。













 
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